ウォーリー(映画)
1時間半程度の映画なのでサクッと見れるのがいいですね。評判がとてもよい作品なので、前々から観ようとは思ってました。ピクサーの映画は「カールじいさんの空飛ぶ家」とこれしか観ていませんが、外れがありませんね。
あらすじを見て子供向けアニメかなー、と思いましたが、全く違いますね。子供にも楽しめるような作りになっているというだけで、実際は大人向けなのではないでしょうか。話の作りは単純なのですが、世界設定や、登場人物の「成長」はある程度の年齢になった人じゃないと意味が分からないと思います。
CGの質感もうならされましたが、何よりも演出がいいです。登場人物がほぼ喋らずに、動きで感情を表現するというのは新鮮でした。具体的なシーンは、ウォーリーにとっての初めての「他者」である、謎のロボット「イヴ」とのもどかしいコミュニケーションのシーンが最高でした。そして、ウォーリーからの必死のアプローチに応えて、イヴがウォーリーの名前を呼ぶシーン・・・あれは間違いなく、萌えの領域。ニタニタしっぱなしです。
とにかく、ウォーリーと、イブのやり取りが可愛くてしょうがないです。暇な休日にお勧めの一本です。暗い箇所が全くないので、気軽に見られます。
印象的なセリフ「生き残りたいんじゃない、生きたいんだ」 ここだけ見ると『ウォーリー』とは思えませんが・・・。