阪急メンズ館探訪記

 有楽町に出来たということで、行って参りました!有楽町駅は乗換えで使うことはありましたが、降りて遊んだのは初めてでした。これぞ東京!っていう感じで高いビルがたくさんありました。歩いている人もどこか垢抜けていた感があります。

 阪急は有楽町の中央改札口から歩いて1分で着きます。近いです。周辺にマルイもありますし、正月のバーゲンではこのあたりでかなり遊べそうです。人ごみが大丈夫な人なら、という条件はつきますが・・・。

 早速入ってみると・・・圧巻!海老蔵だらけです。阪急のHPのトップにでてくる海老蔵の正面メンチ切り写真がべたべた貼ってありました。垂れ幕も巨大な海老蔵です。海老蔵が嫌いな人だと、不快感催すんじゃないかと思うくらいです。さして悪い感情を持っていない僕でも、軽く気味が悪かったです(笑)。

 店内は思ったより狭いです。ブランドごとに明確に区切りはなく、気がついたら別のブランドのコーナーまで行ってしまっていたことがありました。

 注目すべきは値段の高さです。10万円のジャケットとか普通です。ブランドによっては、10万が安価のところもありました。明らかに私の知っている日本の洋服の値段ではありません。この国のインフレがここまですすんでいたとは・・・!

 実際はインフレしていなかったらしく、高価なブランドのところにはお客さんがほとんどいませんでした(笑)。具体的なブランド名を出すならグッチ、エメラルド・ゼニア、トム・フォード、ブリオーニのあたりは閑散としていました。あわよくば50万円くらいのスーツを羽織ってしまおうと思ってコーナーに入りましたが、そんな真似が出来る雰囲気ではありません(笑)。ブリオーニのショーウインドウに飾ってあるジャケットが単品で65万だったときは目が眩みました。

 
 4階にスタイルルメイキングクラブという面白いコーナーがありました。このクラブ、スタイリストに好みのスタイルを言って、各フロアをスタイリストと一緒に回って似合うものを見つけてくれるそうです。先に予算を告げるという超絶にキツイイベントがありますが、それさえクリアできれば結構面白いのではないでしょうか。

 先日の朝のニュースでアナウンサーがクラブのお試しをやっていました。アナウンサーは12万円ほどで全身そろえていましたが、私の金銭感覚では一日に服に12万はかけていられません・・・・。どれくらいでどの程度のものが買えるのか、教えてもらえるとありがたいのですが、難しそうですね。年始のバーゲンを狙って一回見立ててもらいたいです(笑)。
 
 
 想像以上にクレイジーな値段の魔界でした。高すぎて買う気にもならないということで、お財布にはやさしい遊び場です(笑)。ぶらぶら歩いて値段にゲラゲラ笑うにはいいところなので、ぜひ一度いってみてください!