007〜ロシアより愛をこめて〜

 観ました。007シリーズは5本くらいしか見ていませんが、僕の中でも、そして世間でも悪名高い「ダイ・アナザー・デイ」クラスに内容の薄い話でした。ダイ・アナザー・デイはボンドガールもかわいくないという致命的欠陥があるため、その意味ではロシアより〜のほうがいいとは思います。
 
 とにかくボンドがいきあたりばったり過ぎる上に、敵の罠にほぼ全て嵌るという無能ぶりが観ていて辛かったです。MIー6のエース扱いされてますけど、全くエースにふさわしい働きがありませんでした。唯一スパイらしいところは、あてがわれたホテルで盗聴を警戒して部屋を代えてもらうところでしょうか。そのシーンはずっと007のテーマ(パパンパパーン!という例のあれです。)が10分くらいにわたってかかっていたため本気で辟易しました(笑)。
 
 最高のクソシーンはソ連の女スパイ、タチアナの誘惑に速攻で乗ってヤッてるところをマジックミラーの向こうから録画されているところです。ソ連はその録画テープをちらつかせて強請るつもりだったらしいです。なんかAVにありそうな展開です。

 ブルーレイのパッケージには日本で評価が高いとかかれていましたが、007シリーズの中ではマシな方なんでしょうか?だとしたら、今日ブルーレイを買った「カジノ・ロワイヤル」がシリーズでぶっちぎりで面白いです。

 ロシアより〜は久々にはずれをひいてしまいました。一緒に借りてきた「ゾンビランド」の方が1000倍面白かったです。