異空間作成

 友達と久しぶりに会って喫茶店で話しました。盛り上がった話題が「fate zero」「ダークソウル」「まどか☆マギカ」「ガンダム」「X−MEN」でした・・・・・。約3時間くらいにわたって喫茶店の一角を異空間に変えていたことは間違いありません(笑)。こういう頭の悪い話をするのは大好きなので非常に楽しかったです。


 「インモータルズ〜神々の戦い〜」を観ました。先日のチョコレートファイター同様酒を飲んでみるのがちょうどいいような突っ込みどころ満載の映画でした。
 数ある突っ込みどころの中でも、ゼウス神が散々「人間の争いに干渉してはならぬ」と言っていたのに(言いつけを破った息子を一人殺してます)、最後は主人公の敵軍を数百人単位でぶち殺しまくった時は唖然としました。正に朝令暮改。「あの掟どうなった?」「知らね!」という投げやりっぷりが最高です。
 名前のテロップが出てから5秒くらいで殺される神や、明らかにモンハンの双剣使いのモーションで敵を倒す女神など、見所満載です。3Dはもちろん、1800円払う価値は全くないので映画の日に1000円で見に行くか、DVDになってから自宅で酒を飲みながら見るのがオススメです!

 「塔の上のラプンツェル」を観ました。ディズニー映画を観たのは10年ぶりくらいになります。正直、普通にいい映画であまり言うことがありません(笑)。CGは非常に綺麗ですし、ラプンツェルの髪の表現も面白いです。ミュージカルっぽい挿入歌もいい感じでした。
 基本的にいい人しか出ないこの映画で唯一の『毒』である魔女が最高でした。パターナリズムに溢れた歌といい、ラプンツェルの頭をなでる仕草といい、小馬鹿にしてる姿に本気で腹が立ちます。その腹立たしい所業の数々はクライマックスの興奮に繋がります。決め手の演出と魔女の狼狽ぶりに、盛り上がりが最高潮に達します。非常に印象に残るシーンでした。
 上映時間が1時間半程度なので、サクッと見れます。いい歳してディズニー映画なんて、と思って敬遠するのはもったいないです。大人の目にも十分耐える出来でした。夢、自由というシンプルなメッセージをストレートに気持ちよく押し出してくるので、見終わった後は新しい何かを始めようという意欲がわいてきます。お勧めです!